似非思想家の一日
土牛95歳の犢。
若い頃の絵より、じい様になればなるほど素敵な絵が多い。
戦争を経験すると絵が変わる作家も多いのに、
円熟した風貌に対し、若々しい絵。
「如何に未完として終わるか」
不思議な切り取りをされたその風景に心が残ります。

最近NHKやETVを録画し、何十回と流し見している。
土牛さんの生まれたその頃の世紀末のお話。
レフ・トルストイに安重根。そうだったのかあ。

トルストイは5万通もの手紙のやり取りを世界中の人としていたのですって。
日露戦中の日本人との文通もあって、
どうやって、検閲を逃れられたのかが不思議なんですが。。。
トルストイはトルストイだったから平和主義を平和に唱えれたのだろうなあ。
普通の人はとっくに監獄行きだ。
貴族で、世界中が認める文豪で。
だからこそ、凄い事なのだけど。

アンジュングンの言葉を聞くと、根底には彼にも同じ思想が流れていた。
戦争している国の中に同じ思想の人が居るのに戦争している。
矛盾している。

穏やかで大地のようなご老人たちを知ると、高齢化も悪くないと思う。
人生に目標があり、何かをやりとげないくらい生き甲斐に溢れた老人ばかりになったら、
戦争は起きないはず。

ちょっといろんな事考え過ぎた一日だった。
by murderpollen | 2010-04-19 02:33
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